業界再編、太陽光発電業界は動いている。しかし、その他の再生可能エネルギー業界は?

 良きにつけ、悪しきにつけ太陽光発電業界は動いている。
 東芝とシャープが提携。シェアを考えるとなかなか興味深い。パナソニック-三洋電機との競争にさらに波紋を投げかける第三の日本の太陽光発電事業者はあらわれるのか? 世界シェアを考えると興味深い。

東芝とシャープが太陽光発電で提携へ / クリッピング YOMIURI ONLINE-----自然エネルギー、2009/03/31
http://greenpost.way-nifty.com/k/2009/03/yomiuri-online-.html

太陽電池に賭ける日本の電機業界、惨敗のデジタル家電から急シフト / クリッピング 東洋経済-----自然エネルギー、2009/03/31
http://greenpost.way-nifty.com/k/2009/03/post-c5f6.html

 3月中にクリッピングした自然エネルギー関連の情報は、以下でご覧いただけます。
http://greenpost.way-nifty.com/k/0903/index.html

 とはいえ、動いている太陽光発電業界はとりあえずおいておくと、日本の他の再生可能エネルギーの分野は、今後2010年から太陽光発電に限定して実施される日本版固定価格買取制度に加えられていくのだろうか? そして、なぜ太陽電池のみがこの制度の対象となっているのか? 本気のエネルギー、気候変動問題への政府の対応を意味するならば、地熱、風力、小水力、バイオマス、さらには海洋エネルギーの分野などにも適用されるべきではないのか?
 さらに言えば、なんらかの理由で制度の対象とならない理由があるのなら、その問題を克服するために研究開発の分野での大きな投資が必要なのではないのか?

 そんなことを4月1日に考えています。