チリで東大が計画する壮大な太陽光発電所、そして超伝導送電施設、、、、、
そもそも東大や日本の天体観測関連団体が南米のチリで国際的な天体観測拠点作りをしていることも知らなかったで、今回の東大の発表にはびっくり!
・東大がチリで天体観測施設と地域にも貢献できる大型太陽光発電所を建設プランを発表-----ソフトエネルギー、2009/4/13
http://greenpost.way-nifty.com/softenergy/2009/04/post-32cb.html
Google マップでみてみると、砂漠で高地で、晴天率が非常に高い場所のようです。
天体観測に適したかの地の環境が太陽光発電に向いている面を推測すると、高度が高い---->通過空気量が少ない、温度が低い----->電圧降下が少ない、さらに砂漠は反射、散乱光も期待ができる。砂漠だから空気中の湿度も少ない。
確かに太陽光発電には向いていそう。でも今回の東大の計画には、近くの町にまで超伝導で送電を試みたいという内容も含まれているようです。
どれくらいの距離を送電するかについては、報道によって1kmの長距離(?)と報道しているものから、20kmとしているものなどがありよくわからないのですが、大規模太陽光発電所を砂漠に設置するという話は、サハラ砂漠、米アリゾナ、カリフォルニアなどでは、太陽熱発電とも組み合わせて研究が進んでいます。超伝導で送電というプラン、どのようなかたちで実現していくのか、見てみたいですね。