シリンダー型薄膜太陽電池、Solyndra社のCIGS太陽電池がヨーロッパへと展開

 世界には、さままざな形をした太陽電池モジュールがあるが、円筒形、シリンダー型の太陽電池というのは画期的な発想かもしれない。円筒型であることで、屋根に反射した光までも取り込み、風通しがよく、放熱性能が向上、結果発電量が増えるというのだ。一般的な太陽電池と比較してのモジュール変換効率は10%ほど。CIGS薄膜モノとしては低いくらいの性能に見えるが、より簡単な膜の形成により大幅なコストダウンが見込め、施工性もメンテナンスなどの手間もはぶけるという点が評価されれば、成功を収めそうなのだ。一般的でない形状のモジュールとしては、異例の評価を受けているので、世界市場で存在感を示す太陽電池となる可能性あり?

・米Solyndra社、蘭SunConnex社と1億8900万ドルの円筒形CIGS太陽電池の契約-----自然エネルギー、2009/05/10
http://greenpost.way-nifty.com/k/2009/05/solyndrasunconn.html

          • image : YouTube- Solyndra Reshapes Solar Panels for Commercial Rooftops-----BusinessWire,2008年10月06日より

http://www.youtube.com/watch?v=j1GODzk0bgg