自然エネルギーの普及を支えるのは、コストダウンと省エネの技術と工夫

 自然エネルギーの普及を支えるのは、太陽電池など特にコストダウンに追うところが多いです。現在は、国や自治体の補助により、だいぶ導入しやすくなってきていますが、それでもまだまだ高いという声が聞かれます。
 実際、一部の太陽電池の価格は、昨年の秋までのレベルでは、数年前より割高ですらありましたから、そのご指摘ももっともでした。割高になった理由は、EU圏、そして中国、インドなどで続いた設備需要の拡大がありました。さらに、結晶系のセルの材料不足もあり、高かったということのようです。
 太陽電池などの再生可能エネルギーの普及には、技術革新によるコストダウンがさらに必要だと思われます。

 とはいえ、技術革新、世界経済の行方によっては、コストダウンの推移が思うようにいかないということも考えられます。
 となれば、俄然注目されるのが、省エネ技術。負荷そのものの効率化、技術革新、そしてエネルギーのマネージメントの技術などが考えられます。家庭における電気のエネルギー消費の割合で照明は、15%強ということです。日本は、蛍光灯の普及が進んでいるとされていますが、まだ白熱球を使っているご家庭、商店のように影がどこにもない多段照明を使っているご家庭などさまざまです。これまでも省エネが提唱されて、現段階でも意識の高い人は、すでに取り組みを始めていますから、さらにしぼるのは大変です。
 しかし、人為的に大変でも家電製品、電灯線の回路、分電盤、電力の送電網で研究されているさまざまな技術の中で、比較的コストが安く、確実なものから取り組むと、意識をしないでも自動的に省エネができるシステムを安価に手に入れることができる可能性もあります。
 安価で、確実なものから研究をしていきたいと思います。

 本日のエントリーでは、下のようなものがあります。

環境省 平成20年度省エネ照明デザインモデル事業の対象事業者の採択結果発表。霞ヶ関の『日本初!客席照明が全てLED光源の居酒屋』には行かないと!-----しなやかな技術研究会、2009/02/09

http://greenpost.way-nifty.com/sinaken/2009/02/20-e881.html

 省エネの居酒屋! 行ってみたくないですか?